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ニチレイロジ、賞味期限の自動読み取り全国導入へ

2020年7月13日 (月)

フードニチレイロジグループ本社は13日、撮影画像から賞味期限を読み取るソリューションの実証実験を終え、全国の拠点で実運用を開始したと発表した。

同社は庫内作業の完全デジタル化を実現するため、タブレットによる検品作業を進めており、今回は画像解析の実証実験で協業しているAutomagi(オートマギ、東京都新宿区)が開発した賞味期限を自動で読み取る人工知能(AI)ソリューションを導入した。

同社では、これまで賞味期限を手動で入力していたが、AIソリューションを導入したことで、検品作業を誰でもストレスなく行えるようになったという。

オートマギが開発したAIソリューションは、AIによる光学的文字認識(AI-OCR)と画像前処理技術によって画像から賞味期限の文字を識別するもので、認識した賞味期限情報をクラウド上で突合することで、93%以上の読取精度を実現。手入力することなく、2秒で賞味期限を入力する。

 

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