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大手コンビニの店舗納品に影響

デイリートランスポートのコロナ感染71人に

2020年10月26日 (月)

フード千葉県船橋市は25日、今月15日から24日までに57人の新型コロナウイルス感染が確認されているデイリートランスポート習志野物流センター(船橋市習志野)で、新たに14人の感染が確認され、同倉庫のクラスターによる感染者数が累計71人となったことを発表した。

保健所の調査によると、新たに感染が確認されたのは20代から60代の男女14人で、うち10人に18日以降何らかの症状が出ていた。これまでに感染が確認されている71人の中では、27人が無症状で、44人が発症しているという。

同センターのクラスター発生を受け、同社に店舗向け商品の仕分け業務を委託していたセブン‐イレブン・ジャパンは23日、「仕分け機能が低下しており、首都圏を中心としたセブン‐イレブン店舗への一部商品の納品が予定通り行われず、お客様、加盟店様にご迷惑をお掛けしております」とのコメントの発表。デイリートランスポートがセンター内の消毒作業を行い、全従業員へのPCR検査を進めていることを明らかにした上で、厚労省の発表を引用する形で商品の安全性をアピールした。

デイリートランスポートは、フジフーズ(千葉市美浜区)を中核とするFホールディングス(同区)傘下で弁当などの食品仕分けと店舗配送などを行う物流会社。Fホールディングスとデイリートランスポートの両社は、それぞれ「この事態を重く受け止め、(習志野物流センターの)全作業者の出勤を一時停止している」とのコメントを発表している。

デイリートランスポートのコロナ感染者88人に