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エノモト、スマホ向け部品需要高まり工場増築

2020年10月29日 (木)

拠点・施設エノモトは29日、津軽工場(青森県五所川原市)の敷地を活用して生産エリアを増築すると発表した。

津軽工場ではリレー用部品、LED用リードフレーム、狭ピッチコネクタの製造・販売を行っているが、スマートフォンやウェアラブル端末向け部品の比率が増加し、今後も成長が見込めると判断。

現行の建屋でも世界最高水準の超微細プレス、樹脂成形加工技術に加え、メッキ加工設備を擁して一貫加工できる体制を整えているが、増床によって生産能力を強化するとともに、スマートファクトリー化を進めることで収益性の向上につなげる。

増築部分の床面積は7162平方メートルで、31億円を投じて2021年11月末の完成を目指す。機械・設備は5年かけて導入し、完成後の床面積は既存工場と合わせて1万5938平方メートルに広がる。