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東海運、他社施設使用料減少し2Q営業益56%増

2020年10月29日 (木)

財務・人事東海運が29日に発表した4-9月期(2021年3月期第2四半期)連結決算は、売上高が193億5700万円で前年同期比6%の減収となったものの、営業利益は55.9%増の2億8400万円、四半期最終利益は3.3倍の2億500万円となった。

中国からの生鮮野菜や冷凍食品貨物などの取扱量が減少し、全体的に海上コンテナの輸入取扱量が減少した一方、コンテナターミナル蔵置量の適正化、荷役効率の改善によって「他社施設使用に伴う作業費用」が減少した。

ロシア・中央アジア関連貨物は、中央アジア向けに自動車関連貨物の輸送量が増加したほか、ロシア向け消費財関連貨物のコンテナ輸送量が堅調に推移。生産関連貨物は減少した。

国内貨物は外壁材や鉄鋼製品など建材関連貨物が低調な荷動きとなった影響で、カーフェリー輸送や陸上輸送の取扱量が減少した。海運事業ではセメント船の取扱量が減少。内航貨物船は新規貨物の取扱量が増加した。

■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)
 21/3/中間21/3/1Q20/3/通期20/3/3Q
売上高19,357 [-6%]9,702 [-3.6%]42,005 [0.1%]31,484 [-0.8%]
営業利益284 [56%]132 [594.7%]442 [-32.2%]414 [-28.4%]
最終利益205 [236.1%]95 [9400%]272 [-16.3%]260 [-35.5%]
売上高営業利益率1.5%1.4%1.1%1.3%