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商船三井、ウイルス影響で上期営業損失42億円

2020年10月30日 (金)

財務・人事商船三井が10月30日に発表した4‐9月期(2021年3月期第2四半期)決算は、新型コロナウイルスの影響を受け、42億円の営業損失を計上した。

部門損益はドライバルク船事業で53億円の損益悪化、エネルギー輸送事業は86億円の改善、製品輸送事業は26億円の改善、関連事業は14億円の悪化となった。

製品輸送事業に分類されるコンテナ船事業は179億円改善した。持分法適用会社のオーシャンネットワークエクスプレス(ONE)は、北米航路を中心に荷動きの回復に伴う需給ひっ迫を受けてスポット賃率が第1四半期を大きく上回るレベルで推移。燃料価格も第1四半期と同じ水準で安値を維持したこともあり、大幅な黒字を計上した。

通期は売上高9750億円(前期比15.6%減)、営業損失130億円、経常利益400億円(27.4%減)、最終利益200億円(38.7%減)を見込む。

■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)
 21/3/中間21/3/1Q20/3/通期20/3/3Q
売上高484,686 [-15.6%]251,471 [-11.2%]1,155,404 [-6.4%]867,269 [-8%]
営業利益-4,222 [ - ]-5,126 [ - ]23,779 [-37%]24,303 [-18.1%]
最終利益30,251 [18%]5,491 [-55.3%]32,623 [21.4%]48,486 [141.3%]
売上高営業利益率-0.9%-2.0%2.1%2.8%