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フォークとトラック接触死亡で書類送検、郡山労基署

2020年11月24日 (火)

事件・事故郡山労働基準監督署は、フォークリフトで荷役運搬作業を行わせる際にほかの労働者に対する接触防止措置を講じていなかったとして、鎌田(福島県郡山市)と同社代表(82)を福島地検郡山支部に書類送検した。

発表によると、5月20日に同社本店兼配送センターの敷地内で、飲料水の荷卸し作業を行っていたフォークリフトと、飲料水を運搬してきた会社のトラックが接触し、トラック運転手がフォークリフトとトラックとの間にはさまれ、死亡。

労働安全衛生法ではフォークリフトを用いて荷役運搬作業を行う場合「フォークリフトまたはその荷との接触による危険を防止するため接触の危険がある箇所に労働者を立ち入らせない誘導者を配置し、誘導させる」ことが規定されているが、同社は災害発生当時、接触防止措置を講じていなかった疑いがある。