ロジスティクスオーシャンネットワークエクスプレス(ONE、シンガポール)は23日、今月11日から開始した「ONE APUS」(ワン・アパス)のコンテナ陸揚げ作業が22日時点で50本まで進ちょくしたことを発表した。
同社は「陸揚げ作業の完了までに時間がかかる見込み」を示しており、陸揚げと並行してコンテナの調査と貨物の状態確認を行っているという。
ワン・アパスは、11月30日夜にハワイ沖で嵐に遭い、危険物コンテナを含む1816本のコンテナを海上に流出。米国ロングビーチに向かうはずだった針路を変更し、12月8日に神戸港に入港して11日から本船上に残ったコンテナの陸揚げ作業を行っている。