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神戸寄港中のONE APUSで残る貨物の陸揚げ開始

2020年12月14日 (月)

ロジスティクスオーシャンネットワークエクスプレス(ONE)は11日、ハワイ沖で荒天に遭遇し、コンテナ1816本が流出した同社運航のコンテナ船「ONE APUS」(ワン・アパス)の事故について、海上保安庁からの許可を得て本船上に残ったコンテナの陸揚げ作業を開始した、と発表した。

ワン・アパスは11月30日夜に嵐に遭い、危険物コンテナを含む1816本のコンテナが海上に流出。米国ロングビーチ港に向かう予定だった針路を変更し、12月8日に神戸港へ入港した。

同社によると、荷役プランナーが作成したスケジュールに沿って倒壊したコンテナを陸揚げする作業は、安全を最優先するため、1か月以上かかる見込みで、陸揚げされたコンテナは段階的に検査を受け、陸揚げがすべて完了した後に船体の損傷と修理に関する全面的な検証が行われるという。