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佐川、北海道新幹線の貨客混載年度内に事業化

2020年12月24日 (木)

M&A佐川急便は24日、北海道旅客鉄道(JR北海道)と検討している北海道新幹線の貨客混載輸送について、関係機関との調整を進め、本年度中の事業化を目指すと発表した。

佐川急便とJR北海道は、新函館北斗駅―新青森駅間の新幹線の客室内に宅配便を収納した専用ボックスの積載を検討しており、当初ことし3月上旬に実施予定だった実車検証のメディア公開を21年1月下旬に行い、事業化に向けてはずみをつける。

北海道新幹線の貨客混載は、宅配便の配送リードタイムを短縮するとともに、新型コロナウイルスの影響などで利用客が伸び悩む新幹線の有効活用につながるものとして期待されている。

▲検討中の事業概要(出所:佐川急便)