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佐川急便、九州新幹線で宅配便輸送を検討

2020年8月26日 (水)

調査・データ佐川急便は26日、宅配便荷物を九州新幹線で輸送する貨客混載事業に取り組むことで、九州旅客鉄道(JR九州)と基本合意に至ったと発表した。

博多駅-鹿児島中央駅間を走る800系九州新幹線の5号車に設けられている業務用室に、専用ボックスを積載して佐川急便の宅配便を輸送する。

業務用室は2畳程度の広さだが、JR九州は余剰スペースを収入につなげることができるほか、佐川急便は九州地域内の輸送効率を高める狙いがある。

両社は今後、事業開始に向けて実証実験などを行うとしているが、実施時期は未定。取材に対し、JR九州は「今後両社で協議していく」と回答している。

▲佐川急便とJR九州による貨客混載事業の概要図(出所:佐川急便)