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カタール航空カーゴ、B777貨物機3機を受領

2021年1月4日 (月)

国際カタール航空カーゴは1日、ボーイング777貨物専用機3機を受領し、貨物専用機の保有機数を30機に拡大した。内訳はボーイング777貨物専用機24機、同747貨物専用機2機、エアバスA330貨物専用機4機。

新たに加わった3機は今後、長距離の定期路線に投入されるほか、チャーター用の機体としても運用され、「時間と温度に敏感な商品」の輸送に従事することになる。

カタール航空グループのアクバル・アル=バーキルCEOは「パンデミックの危機的な時期にグローバルサプライチェーンをサポートするために必要な貨物容量を市場に投入してきた。今回、貨物スペースがさらに増えたことで、航空業界にとって最大の物流課題とされる新型コロナウイルスワクチンの輸送をサポートできるようになる」とコメントした。

ボーイング777貨物機は「GE90-110B1」エンジン2基を搭載した大容量貨物機で、有償積載量は102トンを超え、航続距離も4970海里(9200キロ)と長い。