財務・人事宇徳が1月29日に発表した2020年4-12月期(2021年3月期第3四半期)連結決算は、京浜港の外貿コンテナや輸出用自動車・建設機械の取扱量減少によって売上高352億6600万円(12.2%減)、営業損益4億1400万円の損失と、中間決算に続き営業赤字となった。
港湾部門は完成車が回復傾向にあるものの、建設機械が外需低迷によって回復せず、コンテナ貨物も寄港隻数の減少で取扱量が減少した。
プラント・物流部門では、重量物輸送が堅調に推移したものの、一般貨物の取り扱いが回復せず、プラント工事でも想定外の費用が発生するなど採算が悪化。部門全体で大幅な減益となった。
通期の業績予想は売上高480億円(11.6%減)、営業利益1億5000万円(94.7%減)、最終利益1億円(95.9%減)に下方修正されている。
■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)21/3/3Q | 21/3/中間 | 21/3/1Q | 20/3/通期 | |
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売上高 | 35,266 [-12.2%] | 23,308 [-11.9%] | 11,876 [-10.5%] | 54,271 [-8%] |
営業利益 | -414 [ - ] | -36 [ - ] | -180 [ - ] | 2,836 [-16.4%] |
最終利益 | -373 [ - ] | -104 [ - ] | -161 [ - ] | 2,423 [-1.8%] |
売上高営業利益率 | -1.2% | -0.2% | -1.5% | 5.2% |