沖縄県航空関連産業クラスター推進会に2社登録

行政・団体沖縄県は9日、航空機整備事業（MRO）を中心とした航空関連産業クラスターの形成を目指す取り組みで、新たに2社が「おきなわ航空関連産業クラスター形成推進会」に登録したことを明らかにした。2月4日時点の会員企業は正会員（立地済み企業）、準会員、オブザーバー合わせて18社。

登録したのは名古屋品証券（名古屋市熱田区、準会員）とアイアイシスト（青森県おいらせ町、オブザーバー）の2社で、ともに県が主催したオンラインセミナーを受講し、この取り組みに興味・関心があるとして登録した。

県が建設した航空機整備施設は、駐車場を含め敷地面積2万9000平方メートル、建物は格納庫が鉄骨造で地上3階建て、幅190メートル、奥行き100メートル、高さ33.5メートル、床面積1万7800平方メートル。現在は新型コロナウイルスの影響で企業誘致の動きも鈍りがちだが、収束後を見据えて今後もオンラインセミナーなどを積極的に開催し、賛同企業を増やしたい考え。

▲航空関連産業クラスター形成のイメージ（出所：沖縄県）