ダイムラーとボルボ、燃料電池会社の設立完了

国際独ダイムラーは現地時間の1日、昨年11月に発表したダイムラートラックとボルボグループによる大型トラック向け燃料電池システムの新会社について、設立を完了したと発表した。ダイムラートラックの燃料電池事業にボルボグループが出資し、出資比率50対50の合弁会社とするもで、新会社の社名を「セルセントリック」（cellcentric）とすることも発表した。

今後は3年後を目標に、燃料電池搭載トラックの実用化に向けた試験を開始し、5年から10年以内に量産を開始したいとしている。なお、ダイムラートラックとボルボグループは燃料電池の分野では協働するものの、その他の分野に関しては、引き続き競争関係を維持するとしている。