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海運モーダルシフト大賞に日通と五十鈴東海

2021年3月25日 (木)

認証・表彰国土交通省は25日、2020年度の「海運モーダルシフト大賞」に、五十鈴東海と日本通運の取り組みが選定されたと発表した。「エコシップ・モーダルシフト優良事業者」には、全農チキンフーズとマキタ運輸、おやつカンパニーとトランコム、味の素とF-LINE、ネスレ日本と鈴与カーゴネット、モンデリーズ・ジャパンと鈴与・鈴与カーゴネット、オリオン機械とセンコーの6つの取り組みが選ばれた。

大賞に選ばれた五十鈴東海と日本通運は、東北地区に向けた薄鋼板の輸送の大半を、セミトレーラーを用いた「名古屋港~仙台港」のフェリー輸送に切り替えた。日本通運は、五十鈴東海に対するモーダルシフトの提案のほか、切り板の集合体の荷ずれを防止する独自の梱包方法や安全な積みつけ方法の構築、コイル輸送用の専用資材の選定、3軸の増トンセミトレーラーの導入を行った。五十鈴東海は、名古屋港までの輸送距離を縮めるため、静岡県の加工場からの出荷を減らし、岐阜県からの出荷を増やすことで二酸化炭素排出量と乗務員の拘束時間の削減に貢献した。

■海運モーダルシフト大賞と優良事業者の取り組み概要
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001394525.pdf