ロジスティクス日本通運は30日、タイ現地法人のタイ日通の事業をタイ日通ロジスティクスに統合すると発表した。統合後の従業員数は1700人、総倉庫面積は15万4000平方メートル、事業所数は11か所となる。
これまで同国では、タイ日通が主に航空関連事業、引越事業、タイ日通ロジは海運事業、倉庫配送事業、クロスボーダーを含めたトラック輸送事業を中心に展開。2016年からタイで組織、機能の再構築プロジェクトを開始し、中核を占めるタイ日通とタイ日通ロジの再編に着手した。
この事業統合により、それぞれの輸送モードが一体となった組織営業体制に移行し、タイ日通グループは経営の効率化、営業体制の強化を目指すとともに、変化する顧客ニーズに対応。今後はワンストップサービスや倉庫保管、クロスボーダー輸送を活用したサービスを充実させる。