ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

日通、タイの日系集積エリアに新倉庫

2017年12月14日 (木)

拠点・施設日本通運は14日、タイ現地法人の日通ロジスティクスタイランド(日通ロジタイ)が同国東部のアマタナコン工業団地に新倉庫を建設すると発表した。11月30日に地鎮祭を行った。

タイ政府は東部沿岸地域で長期的に目指すべき経済社会のビジョン「タイランド4.0」を国家戦略として進め、今後の経済成長が見込まれる。

日通が新倉庫を建設するアマタナコン工業団地は、東部沿岸地域の新たな経済特区EEC(東部経済回廊)として今後の発展が有望視されており、タイ最大の700社以上の企業が進出。

このうち日系企業は7割を占め、主に自動車関連企業が集積している。さらに、拡張工事が進む同国最大港のレムチャバン港、スワンナプーム国際空港に近い点も有利だ。

日通ロジタイでは、同地域で航空・海運フォワーディング、国内販売物流、製造物流(ジャストインタイム納品)、クロスボーダートラック輸送といった幅広い物流ニーズに対応する新拠点として建設を決定。2018年8月の開業を目指す。

■新倉庫の概要
所在地:700/1057 Moo 9, Amata Nakorn Industrial Estate, Mabpong,
Phanthong, Chonburi 20160, Thailand
構造:鉄骨・鉄筋コンクリート造平屋、一部2階建て
敷地面積:7万2064平方メートル
延床面積:3万7450平方メートル
倉庫面積:2万9950平方メートル
事務所面積:900平方メートル(2階事務所含む)
庇部分ほか:6600平方メートル
主要設備:高床ホーム、両面接車バース、ドックレベラー片側30基、コンテナヤード