調査・データサカイ引越センターが5日に発表した2021年3月期(20年4月-21年3月)の月次売上高(速報)によると、20年度の売上高は894億9600万円で前年同期比0.4%減の微減となった。北海道・東北、中国・四国、九州・沖縄の3地区が増加し、最も伸びが大きかったのは九州・沖縄で1.9%増の128億4100万円。総作業件数は6.4%増の83万3845回だった。
繁忙期の3月単月の売上高は4.4%増の160億1600万円で、2月に5か月ぶりで前年割れとなっていたものの、再び増加に転じた。地区別では全国6地区が全て増加。最も伸びが大きかったのは北海道・東北で9.7%増の15億600万円だった。全国の売上高の3分の1を占める関東は、1.5%増の52億3700万円だった。