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財務・人事サカイ引越センターが4日発表した月次売上高（速報値）によると、2021年度第2四半期累計（4月から9月、上半期）の売上高（速報値）は前年同期比5.0％増の448億5700万円だった。新型コロナウイルス感染拡大に伴う需要停滞からの回復が鮮明になっているようだ。
前年同期からの伸びが最も大きかったのは、近畿地区で10.0％増加し84億900万円だった。中国・四国地方7.6％増の37億7900万円▽九州・沖縄地区6.7％増の67億300万円▽北海道・東北地区6.5％増の40億300万円▽中部・東海地区2.9％増の67億3600万円▽関東地区1.8％増の149億900万円――だった。
同日発表した、9月単月の売上高は前年同月比0.2％増の62億9200万円とほぼ横ばいだったものの、2か月ぶりに増加に転じた。売上高が最も大きい関東地区は1.2％減の21億4500万円。東京パラリンピック競技大会の開催に伴う各種の移動規制の施行などが影響したとみられる。
最も増加幅が大きかったのは中部・東海地区で2.0％増の9億7800万円。九州・沖縄地区1.0％増の8億6900万円▽近畿地区0.7％増の11億9200万円▽中国・四国地区0.5％減の5億1700万円▽北海道・東北地区4.2％減の5億3200万円――となった。
