船橋市、佐川の配送で5月下旬からワクチン接種

行政・団体船橋市はこのほど、高齢者向けの新型コロナウイルス感染症用ワクチン接種を5月下旬から開始すること、ワクチンの配送は佐川グローバルロジスティクス（東京都品川区）が担うことを明らかにした。「船橋モデル」として、かかりつけ医で接種する方式を採用する。

地域の診療所などのサテライト型接種施設に、同社がディープフリーザーから小分けしたワクチンを配送することで医療機関の負担を軽減し、通常診療とワクチン接種を滞りなく実施するとしている。同市は、まずは85歳以上の市民2万9000人を対象に接種を実施し、以降はワクチンの供給量に応じて対象者を拡大する考え。