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東芝テックなど、ネットショップ運営の効率化促進ソリューション提供

2010年9月16日 (木)

ロジスティクス東芝テックは今月から、サバウェイ(静岡県浜松市)、松山電子計算センター(愛媛県松山市)と連携し、実店舗とネットショップ双方向で在庫情報や商品情報を一元的に管理するシステムの提供を開始した。

 

実店舗を運営しながらオンラインモールへ出店して売上拡大を目指す企業が急増しているが、ネットショップで表示する商品情報や在庫情報を追加・変更するにはサイトにログインしてデータを入力しなければならず、特に在庫情報は実店舗やネットショップ各サイトで商品が売れるたびにデータの更新をする必要があるため、ネットショップのサイト数が増えるにつれて、企業の手間も増加していた。

 

また、ネットショップで注文があった場合、注文数を本部マーチャンダイジングシステムに入力してデータ上の在庫数を減らさなければならないため、正確な実在庫情報をリアルタイムに把握することができなかった。

 

東芝テックが提供するシステムは、実店舗側のPOSシステム、本部マーチャンダイジングシステムと、ネットショップ側の在庫管理システム、商品一括登録システムを組み合わせて導入するもの。導入により、ネットショップと実店舗の商品情報や在庫情報の一元管理が双方向で可能となり、リアルタイムに商品情報や在庫情報を把握することができるようになる。実店舗の情報は、「Shop Works Pro」からの売上情報を「現場主義」で集計し、在庫情報を更新して「ストックギアpro」に送り、「ストックギアpro」はネットショップ各サイトの在庫情報を更新する。ネットショップの情報は各サイトの受注情報を「ストックギアpro」で集計し、各サイトの在庫情報を更新する。また、「現場主義」にもネットショップの受注情報を送って実店舗の在庫情報に反映させる。

 

実店舗とネットショップ共通で使用する商品情報は「現場主義」から「Power Do pro」にデータを送り、情報共有を図る。これにより、これまで手動で行っていたネットショップと実店舗との情報更新を一括で自動的に行えるようになる。また、ネットショップサイト上への名称、金額、商品コードなど商品情報の入力も連動できるようになり、労力を必要としていたネットショップ運営の効率化を促進する。