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米アマゾン、従業員考案の健康・安全プログラム

2021年5月18日 (火)

環境・CSR米国アマゾンは現地時間の17日、従業員が考案した健康・安全プログラム「ワーキングウェル」の提供を開始した。従業員の仕事中や自宅での怪我の防止支援や、健康的な食事ウェルネスサービスの提供などを含むもので、25年までに事故率を50%削減するとしている。同社は「地球で最も安全な職場」を目指し、2021年の安全性向上プロジェクトに3億米ドル以上を投資する計画。

アマゾンによれば、同社での労働災害の40%は反復運動による捻挫や歪みなどの筋骨格系障害で、初めて身体を動かす仕事をする新入社員に多いという。ワーキングウェルプログラムのパイロット版は2019年に米国で試験的に導入し、その後、北米と欧州の350拠点で働く85万9000人の従業員に拡大して以来、これらの怪我を減少させ、従業員の日常生活にも良い影響を与えているという。