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パナソニック、−20度でも動作するタブレット発売

2021年5月19日 (水)

(出所:パナソニック)

サービス・商品パナソニックモバイルコミュニケーションズは19日、冷凍冷蔵倉庫などの低温環境下での使用を想定したタブレット「TOUGHBOOK(タフブック)FZ-S1」を、5月20日から順次発売すると発表した。新製品を含むタフブックシリーズ全体で12万台の販売を目指す。

同製品は、物流・運輸、流通・小売、インフラ・公共サービス業などの過酷な現場で使用されることを想定し、小型・軽量・頑丈をテーマに設計されたもの。従来品と比べて110グラム軽い426グラムとし、厚さも10%落としたほか、屋外で見やすい高輝度画面や反射防止用フィルムを採用した。

同社は防塵防滴試験や耐振動試験、150センチの高さからの落下試験に加え、マイナス20度から50度の動作環境試験を行い、冷凍冷蔵庫などの過酷な現場でも動作することを確認。手袋装着時や水に濡れた手でもタッチ操作を可能とし、使用環境に応じて、手袋モード、ペンモード、水滴誤動作防止モードを選択できる仕様とした。オプションでバーコードリーダーの搭載もできるという。