ボルボ、電気トラック用に警告音を独自開発

（出所：ボルボ・トラック）

荷主ボルボ・トラックはこのほど、同社の電気トラックに搭載するための音響警告システムを独自で開発したと発表した。歩行者などに、騒音の少ない電気トラックの接近を認識させるためのもの。

音響の専門家が制作した4種類の異なる音で、トラックの前進・アイドリング・後退などを知らせる。音の強さは、トラックの速度に応じて自走的に変化させる。

なお、同社によれば、EUは7月から全ての新しい電気自動車に対し、時速20キロ以下で走行する際に速度に応じた一定の音を出すことを義務化。米国でも時速30キロ以下で走行する車両に対して同様の法律があり、車両の音が小さすぎる場合には外部の音響車両警報システムを追加する必要があると伝えている。