ロジスティクス日本貨物鉄道(JR貨物)は4日、「鉄道コンテナ利用キャンペーン2021」の詳細を発表した。鉄道コンテナ輸送の認知度向上と利用促進を目指して毎年実施しているもので、対象期間は来年の3月末まで。キャッチフレーズとして「レールがつなぐ地球の未来、やさしく便利な鉄道コンテナ輸送」を掲げる。
キャンペーンでは、鉄道コンテナ輸送を検討する事業者向けに、費用の8割を全国通運連盟が負担する「鉄道コンテナお試し輸送キャンペーン」を実施。対象は国内のコンテナ取扱駅を発駅・着駅とする区間で、2月28日まで取り扱う。
そのほか、今月16日から18日にかけてインテックス大阪で開催される「第2回関西物流展」や、12月に東京ビッグサイトで開催される「エコプロ2021」などに出展。会場では12フィートコンテナの実物を展示するほか、落語家の林家たい平さんが鉄道コンテナ輸送の仕組みや特徴を解説する映像を放映する。