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日本郵便とACSL、ドローン実用化へ資本業務提携

2021年6月15日 (火)

ロジスティクス日本郵便と完全子会社の日本郵政キャピタル、自律制御システム研究所(ACSL)は15日、資本・業務提携契約の締結を発表した。郵便・物流領域での連携強化が目的。日本郵政キャピタルは7月5日付でACSLの第三者割当増資を引き受け、29億9900万円で10.36%を出資する。

出所:ACSL

3社は今後、ACSLが開発するドローンの物流における実用化に向けて協働する。具体的にはACSLに物流専門部署を設け、同部署と日本郵便がドローン配送の実用化に向けた取り組みを推進。また、ACSLは郵便・物流オペレーションを効率化する機体システムを開発し、日本郵便に供給する。

そのほか、ドローンの各種認証の取得に向け、協力体制を構築。配送ロボットとの連携を含む、効率的な配送方法などについても検討するとしている。

なお、日本郵便とACSLは昨年3月に、東京都の奥多摩郵便局で、ドローンの配送実験を共同実施している。