アスクル、独自開発の配送管理システムを提供

サービス・商品アスクルは、独自開発の配送管理システム「とらっくる」（仮称）の本格的な提供を開始すると発表した。自社物流によって蓄積されたビッグデータを活用。新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い成長するEC市場において、配送パートナーの業務負荷軽減や複雑化する配送サービスの品質向上を図る狙い。

2020年9月より段階的にアスクルの物流のラストワンマイルを担う配送パートナーに開放し、一定の成果があったことから、市場展開に踏み切った。

「とらっくる」の活用により、自社物流によって蓄積されたビッグデータを活用したシステム搭載のスマートフォンを使うことで、配送先の駐車スペースなどの情報、道路の混雑状況などを加味した配送ルート計画の自動生成や配達日時変更、不在再配達依頼などにスムーズに対応できるという。

▲「とらっくる」（仮称）で管理できる領域のイメージ（出所：アスクル）