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JR東、上越・東北新幹線で地元産品の輸送試験

2021年7月7日 (水)

環境・CSR東日本旅客鉄道(JR東日本)は6日、上越・東北新幹線を活用した生鮮食材の輸送試験を行うと発表した。鮮魚や野菜、酒などの地元産品について、新青森駅と新潟駅を午前に出発する新幹線の客室を活用して大宮駅まで輸送。埼玉県内の店舗などで販売する。輸送試験は7月30日と8月5日に上越新幹線で、8月23日に東北新幹線で実施する予定だ。

JR旅客各社は、新幹線を活用した貨物輸送を進めている。高い速達性と定時性から、生鮮品を中心により効率的な輸送が可能になるほか、環境負荷の低減策の一環としても注目を集める。新型コロナウイルス感染症により落ち込む運賃収入を補う施策としての側面もある。

▲新幹線を活用した輸送サービスのイメージ(出所:JR東日本)