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ビットキー、「ゆうパック」置き配実証実験を実施

2021年7月27日 (火)

▲事前に登録した顔認証でオートロックを解錠する様子(出所:ビットキー)

調査・データビットキー(東京都中央区)は27日、都内のオートロックマンションに配達される日本郵便「ゆうパック」を対象とした「置き配」の実証実験を、8月20日まで実施すると発表した。

消費スタイルの変化に、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う宅配ニーズの増加が重なり、EC(電子商取引)の利用が急増。配達員への業務負荷増大などにつながる高い再配達率の抑制が課題となっている。今回の実証実験は、これを解決する手段として、従来主流であった「宅配ボックス」「コンビニ受け取り」に加え、ニーズの高まっている玄関前への「置き配」の運用のあり方について検討するのが狙いだ。

実証実験では、対象者の自宅に「ゆうパック」を届ける際に、配達員が事前に登録した顔認証により共有部のオートロックを解錠して玄関でインターホンを鳴らし、不在時は玄関前に「置き配」をする。在宅時は対象者の希望に応じて対面での手渡しか玄関前への「置き配」を行う。