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アサヒロジスティクス、輸出入貨物通関に参入

2021年7月28日 (水)

(出所:明正)

ロジスティクスアサヒロジスティクス(さいたま市大宮区)は28日、輸出入貨物の通関手続き業務をことし10月1日に開始すると発表した。通関手続き業務の拠点として、横浜市鶴見区のY-CC横浜港流通センター内に「大黒ふ頭流通センター」を開設。輸出入貨物の入出庫から保管、荷さばき、流通加工、国内配送まで一括で業務を受託する。商社を経由せず直接、輸出入を行う荷主企業が増えると想定し、輸入手続きや長期保管ができる体制を構築することで、競合他社との差別化を図る。

アサヒロジスティクスは、輸出入物流を手掛ける明正(東京都中央区)の協力を受けて業務を開始する。アサヒロジスティクスが中長期経営計画で掲げる、メーカーにおける原材料や中間財調達などの「川上物流」への対応力を強化する取り組みの一環で、事業ポートフォリオの拡大を図る狙いだ。

大黒ふ頭物流センターでは、輸出入貨物の取り扱いのほか、海外現地や国内からの通関業務や貿易に関する手続き、国内向け貨物の一般倉庫としての保管業務を行う。

■「大黒ふ頭流通センター」の概要
住所:横浜市鶴見区大黒ふ頭22
Y-CC横浜港流通センター内3階307
延床面積:4323平方メートル