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アサヒロジスティクス、大黒ふ頭に流通センター開設

2024年1月4日 (木)

▲新センターを開設する物流施設「Y-CC横浜港流通センター」(出所:アサヒロジスティクス)

フード食品物流企業のアサヒロジスティクス(さいたま市大宮区)は4日、5日に第2大黒ふ頭流通センター(横浜市鶴見区)を開設すると発表した。同センターではワインや穀物、チョコレートなどの温度管理商品にも対応した定温庫の運用も開始する。

同社は2021年度の中期経営計画で、メーカーにおける原材料や中間財調達など物流の川上部分を強化するとしており、その実現に向け、輸出入貨物の取り扱いを進めていた。今回の新センター開設により、より幅広い商品の取り扱いを可能にするとともに、常温商品の保管キャパシティーの拡充を行う。

同社は、価値の高い事業に特化するとともに、事業の幅を広げることの必要性を課題として掲げており、その解決の取り組みの一つとして、21年10月に大黒ふ頭流通センターを開設した経緯がある。開設当初は内国貨物のみを取り扱っていたが、「全国・川上・川下事業を駆使した総合的な物流提案のニーズに対応できる体制の構築」を目指し、2022年11月に外貨取り扱いの届出が横浜税関様に受理されたことで、同社初となる輸出入貨物の取り扱い業務を行う物流拠点とした。輸出入関連業務への対応力強化を目指すとともに、かねてより顧客から要望のあったワインや穀物などの温度管理商品にも対応するため、定温庫を設備した第2大黒ふ頭流通センターの開設に至った。

「アサヒロジスティクス第2大黒ふ頭流通センター」概要
神奈川県横浜市鶴見区大黒ふ頭22Y-CC横浜港流通センター内3階304区画
延床面積:4383平方m
常温庫:2783平方m、定温庫:1494平方m
開設日:2024年1月5日

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LOGISTICS TODAY編集部
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