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NSU海運の1Qは売上36%増、利益大幅増に

2021年7月30日 (金)

財務・人事NSユナイテッド海運が7月30日に発表した2022年3月期第1四半期(21年4月-6月)の連結決算は、売上高が428億1100万円(前年同期比35.6%増)、営業利益が46億9000万円(73.3倍)、経常利益が41億2700万円(前年度は2億5400万円の損失)、最終利益が35億5100万円(66.5%増)で、大幅な増収増益となった。

主力の外航海運は、先進諸国を中心に新型コロナウイルス感染症のワクチン接種が進んでいることで、経済活動が回復基調にあることの追い風を受けた。内航海運部門も、鉄鋼関連輸送の反動増などにより増収増益を記録した。

なお、同社は29日に通期の業績予想の上方修正を発表。中国向け穀物輸送需要の活況などによりドライバルク市況が高水準を維持していることから、売上高は1500億円(前回発表比2.7%増)、営業利益は190億円(79.2%増)、最終利益は150億円(87.5%増)にそれぞれ引き上げている。なお、第2四半期については売上高を800億円(8.1%増)、営業利益を105億円(98.1%増)、最終利益を80億(倍増)とした。