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埼玉の物流施設が7月末完成、ラサール投資顧問

2021年8月2日 (月)

▲ロジポート加須(出所:ラサール不動産投資顧問)

拠点・施設ラサール不動産投資顧問(東京都千代田区)とNIPPOは2日、共同開発のマルチテナント型物流施設「ロジポート加須」(埼玉県加須市)がことし7月30日に完成したと発表した。首都圏を中心とするアクセスに良さや機能性の高さから、日本通運や日建リース工業などの入居が既に決定している。

東北自動車道や首都圏中央連絡自動車道(圏央道)を利用して首都圏各地や東北・信越地方への輸配送に利便性が高い。工業専用地域に立地しており、24時間のオペレーションも可能。鉄道やバスといった公共交通機関もあることから、従業員確保の観点からも優位性が高い。

倉庫部分は大型のシングルランプウェイによって各階へ配送車が直接着車できる構造とした。分割賃貸にも対応しており、大小さまざまなテナントニーズに対応できる仕様とした。全館LED照明で省電力化や環境に配慮しているほか、72時間対応の非常用発電機を備えることで、利用者の安全確保やテナントの事業継続計画(BCP)を意識した装備を整えた。

■「ロジポート加須」概要
所在地:埼玉県加須市豊野台1-317ー6
敷地面積:5万3016.60平方メートル
延床面積:12万1437.34平方メートル
構造:鉄筋コンクリート造り(一部鉄骨造)、地上4階建て
着工:2020年5月1日
竣工:2021年7月30日