拠点・施設霞ヶ関キャピタル(東京都千代田区)は1日、アセットマネジメント業務を受託する「LOGI FLAG(ロジフラッグ)加須I」(埼玉県加須市)の建築工事に着手したと発表した。2023年3月の完成予定だ。
物流施設の開発プロジェクトが相次ぐ埼玉県北東部で、首都圏をはじめとする輸配送拠点としての立地優位性や、2分割で利用可能なマルチテナントにも対応できる柔軟な仕様を荷主企業などに訴求する。
ロジフラッグ加須Iは、東京都心から60キロ圏内の好立地が特徴。東北自動車道「加須インターチェンジ(IC)」を利用することで、首都圏各地への近距離配送だけでなく東北地方など広域輸送拠点として活用できる。
同施設はマルチテナントにも対応し、2分割での賃借も可能な仕様で、荷物用エレベーター2基、垂直搬送機2基を整備して効率的な庫内オペレーションを支援する。また、1階と2階に休憩室を設けるなど、施設利用者の就業環境向上にも配慮した構造となっている。
敷地面積:9120.29平方メートル
延床面積:1万5579.15平方メートル
構造:鉄骨造、地上4階建て
交通:東北自動車道「加須IC」1.7キロ、「久喜IC」10.4キロ