ラサール、首都圏で賃貸物流施設6物件を開発

2015年10月20日 (火)

拠点・施設ラサール不動産投資顧問は20日、首都圏で大規模賃貸物流施設6物件（合計延床面積18万6700平方メートル）を開発すると発表した。このうち2物件は建設中。親会社のラサールインベストメントマネージメントインク（米国イリノイ州シカゴ）が物件ごとに組成した特定目的会社（SPC）を通じて開発する。

6物件はいずれも圏央道や国道16号といった首都圏を取り囲む環状道路の沿線に立地し、東京都心部へのアクセスを確保しつつ、東海方面、中央自動車道方面、千葉・茨城方面など、用途に応じて汎用性の高いスペースを確保できる。

テナントニーズに応じて柔軟に仕様変更を行うほか、自由に土地建物を使用できるビルド・トゥ・スーツ（特定企業向け）型物流施設としての開発にも対応する。

今回、発表した6物件は、神奈川県平塚市の「ロジポート平塚新町」と「ロジポート平塚2」（仮称）、相模原市中央区の「ロジポート相模原2」、埼玉県日高市の「ロジポート川越西」、同県狭山市の「ロジポート狭山」、千葉県柏市の「ロジポート柏沼南」で、このうち4物件が2017年春の竣工を計画している。

物件名	所在地	敷地面積（m2）	延床面積（m2）	規模	着工	竣工
ロジポート平塚新町	神奈川県平塚市新町	14,600	29,100	4階建て	2015年5月	2016年5月
ロジポート平塚2	神奈川県平塚市東八幡五丁目	9,300	18,400	4階建て	2016年春	2017年春
ロジポート相模原2	相模原市中央区	22,500	45,500	4階建て	2016年春	2017年春
ロジポート川越西	埼玉県日高市	19,600	23,700	2階建て	2015年2月	2016年1月29日
ロジポート狭山	埼玉県狭山市広瀬台二丁目	16,000	31,800	4階建て	2016年春	2017年春
ロジポート柏沼南	千葉県柏市沼南中央土地区画整理事業地内	20,900	38,200	4階建て	2016年春	2017年春
合計		102,900	186,700