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J21、ドライバー安全運転コンサルに本格参入へ

2021年8月16日 (月)

モービルアイ(出所:ジャパン・トゥエンティワン)

サービス・商品ジャパン・トゥエンティワン(J21、愛知県豊橋市)は16日、国内総代理店として販売しているモービルアイ(イスラエル)の製品と連携機器を活用し、コンサルティング事業に本格参入すると発表した。後付けできる衝突防止補助システム「モービルアイ」の販売を通して車両運行管理の高度化を推進するほか、物流DX(デジタルトランスフォーメーション)化による交通事故防止プラン策定などの安全運転支援を行う。物流ドライバーの安全確保が課題となるなかで、物流DX推進による事故防止の取り組みは、注目を集めそうだ。

貨物運送業において、交通事故はドライバーや車両、積荷への損失だけでなく、ビジネス機会の逸失や社会的信頼の低下、保険料の増大など、経営に大きな影響を及ぼすことから、ドライバーの運転行動を含めた車両運行管理の重要性がますます増大している。

J21は、「モービルアイ」導入企業に対して、ドライバーや運行管理者への教育の実施や、モービルアイの警報を記録し分析を可能にするデジタルタコグラフやドライブレコーダーの導入支援、車両運行管理における物流DX化のサポートを推進。実際にユーザー企業の運行データを多面的に分析し、重大事故リスクの検出やハイリスクドライバーの特定と介入など、事故リスクを最小化するためのさまざまなコンサルティング業務を行う。

さらに、J21のコンサルティングメニューが、国土交通省の実施する事故防止対策支援推進事業の「社内安全教育の実施に対する支援」に認定され、社内安全教育認定コンサルメニューとして補助金交付の対象となったことから、コンサルティング事業を本格的に開始することとした。