調査・データ全日本トラック協会(全ト協)によると、事業用トラックが第一当事者となった7月の交通死亡事故件数は16件(前年同月比4件増)で、前月の減少から再び増加に転じた。ことし1月からの累計は前年比6件減の109件となり、前月に続き2017年以降の最少ペースを維持した。
6月の死亡事故件数の車種別の内訳は、大型10件(5件増)、中型3件(1件減)、準中型2件(1件減)、普通1件(1件増)。1月からの累計では大型59件(4件減)、中型31件(2件増)、準中型15件(6件減)、普通4件(2件増)となっている。
全ト協が国の方針を受けて定めた「トラック事業における総合安全プラン2025」では、2025年までに死者数と重傷者数の合計を年間970人以下に抑える目標を掲げている。