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住友電工、中国で光ファイバー母材の量産を開始

2010年9月22日 (水)

イベント住友電工と富通集団の合弁関係住友電気工業は22日、中国の光ファイバー・ケーブル大手、富通集団有限公司と合弁で設立した富通住電光繊(杭州)有限公司(SFF社)で、光ファイバー母材の量産を開始した、と発表した。日本企業が中国で光ファイバー母材を量産するのは初めて。

 

中国では、ブロードバンド利用者の拡大、上海万博などの大規模イベント開催などにより、情報インフラの整備が急速に進み、世界最大の光ファイバー需要国となっており、2011年頃からFTTx市場も急速に立ち上がっていくと見られている。住友電工では、08年10月に富通集団と合弁事業契約を締結し、これまで光ファイバー関連の製造合弁会社を4社設立しており、このうち母材・光ファイバー製造会社のSFF社は、中国での同社初の光ファイバー母材を製造している。

 

今後、SFF社は光ファイバー母材を中国国内の富通集団との合弁各社に供給していくとともに、光ファイバー母材から線引きした光ファイバーを中国全土の光ケーブルメーカーへ販売していく。