タイミー、KDDIと求人ビジネスなどで業務提携

国内アルバイト用のマッチングアプリ「タイミー」を運営するタイミー（東京都豊島区）は30日、KDDIとの業務提携の検討に向けた基本合意書を締結したと発表した。アルバイトワーカーの生活サポートに関する事業の検討に加えて、求人企業の共同開拓の推進と、求人企業の事業支援に関する事業の検討などを開始する。

タイミーは、今回のKDDIとの業務提携に合わせて、KDDIなどが設立したコーポレートベンチャーファンドとの間で資金調達契約を締結。具体的な調達額については明らかにしていない。

タイミーは2017年8月に設立。すぐに働きたい人とすぐに人手が欲しい事業者をマッチングするサービスで、導入企業は人手を求める時間や求めるスキルを登録するだけで、条件にあった働き手が自動的にマッチングされる。KDDIは「今回の出資を経て、タイミーの求人企業開拓やワーカーの皆様が安心して働ける環境構築など、事業成長を支援していく」（事業創造本部の中馬和彦・インキュベーション推進部長）としている。