調査・データ名古屋税関が6日公表した中部空港の貨物取扱量速報によると、ことし8月の総取扱量は前年同月比10.2%増の8032トンで、5か月連続の増加となった。新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う前年の経済停滞からの回復基調が、今回の数字からも鮮明になった形だ。
内訳は積込量が同17.1%増の4362トンで、7か月連続の増加。仮陸揚量は同8.3%減の835トンにとどまったものの、輸出量が同25.3%増の3527トンと大幅に増加して全体を底上げした。
取卸量は同3.1%増の3670トンで3か月連続の増加。こちらも仮陸揚量は同11.7%減の879トンにとどまったものの、輸入量が同8.9%増の2791トンと増加した。