ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

ハコブ「ムーボ」、秋田の青果輸送効率化実験に参加

2021年9月8日 (水)

現地を視察した時の様子(出所:Hacobu)

調査・データHacobu(ハコブ、東京都港区)は7日、秋田県トラック協会がことし11月に実施する「首都圏市場向け青果物の物流効率化実証実験」にコンサルタントとして参加すると発表した。

実験は、2024年に施行される働き方改革関連法により加速が予想される運転手不足の解消が狙い。Hacobuは物流情報プラットフォーム「MOVO」(ムーボ)が多くの物流事業者に利用されていることが認められ、参加に至った。

実験は、全農秋田県本部などの協力を得て、青果物の首都圏への輸送のためのハブ拠点を開設。県内のJAの拠点で青果物を集荷してハブ拠点まで輸送する車両と、ハブ拠点から首都圏への幹線輸送を行う車両を分離し、ドライバーの長時間労働を回避する。

実証実験の概要のイメージ(出所:Hacobu)

県内の集荷ルートも見直し、集荷車両の運行数を削減。HacobuはMOVOを活用して車両の経路や位置情報、運行時間を把握し、最適なルートの構築や実績管理を行うことで、実験をサポートする。