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ジグザグ、海外配送管理効率化ツールの提供開始

2021年9月13日 (月)

海外ユーザーの国やアクセス履歴、購入レポートなどがリアルタイムで可視化される(出所:ジグザグ)

ロジスティクスジグザグ(東京都渋谷区)は13日、EC事業者の海外向け配送管理業務を効率化する技術で特許を取得したと発表した。

特許は同社が開発した「World Shopping BIZ」(ワールドショッピングビズ)で、タグ1行をECサイトに追加することによって同社システムがECサイトごとに制御用モジュールを提供し、既存の国内ECサイトの使い勝手やデザイン性を損なうことなく海外対応を可能にする。

また、ECサイトごとの設定を商品単位で行うことで、「配送不可」の国からのアクセスに対し、モジュールの機能によってUI(ユーザーインターフェース)表示を切り替え、適切に配送国を管理できるようにする。

越境ECでの「国別・商品別」配送可否制御を実現(出所:ジグザグ)

具体的には、ワールドショッピングビズを導入することで既存の国内ECサイトにタグを1行追加することで、海外の利用者専用のナビゲーション、カートボタンをサイト上に表示し、決済から海外配送まで対応する。配送不可の国からアクセスした利用者は決済に進めないよう、商品単位で海外配送の可否を管理し、リスクを回避できるようにする。

海外配送の可否を管理する際にEC店舗側の管理画面ではコードを使わずに設定し、タグを1行設置するだけで最短1日で越境ECに対応できる手軽さが特徴で、同社は海外対応に必要な多言語ナビゲーション・決済・国際配送業務をまとめて月額5500円(税込)で提供する。