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全ト協、「重さ指定道路」全国496区間の指定要望

2021年9月13日 (月)

ロジスティクス全日本トラック協会(全ト協)は10日、国土交通省に対して、2021年度「重さ指定道路」の496区間の指定について要望した。重量トラック輸送の円滑化を図ることで、社会インフラとしての機能を果たす物流の強化を図る狙いだ。

一般道路において通行する車両の重さの限度は20トンまでと定められている。しかし、道路を管理する政府や都道府県、市区町村などが審査し、道路の構造の保全、交通の危険の防止の観点から支障がないと認められた道路区間については、「重さ指定道路」として、総重量の一般的制限値が車両の長さおよび軸重に応じて最大25トンまで広げられている。

全ト協は、各都道府県トラック協会の会員事業者が「重さ指定道路」の指定を希望する区間について、関係行政機関に対して要望を行った。国交省などによる要望区間の審査の結果、指定が可能と判断された場合には新たに「重さ指定道路」として指定される。