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東京建物、神奈川2か所で新たに物流施設開発へ

2021年9月13日 (月)

ロジスティクス東京建物は13日、マルチテナント型物流施設「T-LOGI相模原」(仮称、相模原市南区)と「T-LOGI寒川」(仮称、神奈川県寒川町)の2物件を開発すると発表した。このほど開発用地を取得。同県内では既に「T-LOGI綾瀬」(綾瀬市)と、日本通運の一棟借りが決定している「T-LOGI横浜青葉」(横浜市都筑区)の開発を手掛けており、4つの開発案件を同時に推進する。

▲神奈川県内で開発する4つの物流施設(出所:東京建物)

T-LOGI相模原は、2025年夏に完成を目指す。主要幹線道路である国道129号(厚相バイパス)に隣接し、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の相模原愛川インターチェンジ(IC)まで2キロメートルと、アクセスが良好。物件の周辺には工場や倉庫などが集まっているほか、住宅も多く、雇用確保の面でも優れる。

24年秋の完成を目指すT-LOGI寒川は、圏央道の寒川北ICと海老名IC、新東名高速道路の厚木南IC、東名高速道路の綾瀬スマートICなど、首都圏の主要な高速道路のインターチェンジを利用可能なのが強み。工業専用地域に位置するため、24時間稼働を前提としたオペレーションに適するという。両施設ともに、太陽光パネルを設置するなど環境に配慮する。

同社は合わせて、T-LOGIシリーズの物流施設の外装デザインのリニューアルも発表した。黒・グレー・白を基調にグラデーションを施し、シンプルでスタイリッシュなデザインとすることで「物流業界の加速拡大する疾走感とモノの動き」「マルチテナント型物流施設の可変性と適応力」を表現する。22年1月に完成するT-LOGI横浜青葉から順次採用し、T-LOGI相模原とT-LOGI寒川でも導入することで、地域における環境への配慮とブランド価値創造につなげる。

▲新たな外装デザイン(22年完成の「T-LOGI加須」の予想図)

■「T-LOGI相模原」の概要
所在地:相模原市南区当麻字花ヶ谷戸、同市中央区田名字花ヶ谷戸
交通:圏央道「相模原愛川IC」2キロメートル、JR相模線「原当麻駅」徒歩18分
敷地面積:4万6866平方メートル
延床面積:9万3730平方メートル
構造:未定
着工:未定
完成:2025年夏

■「T-LOGI寒川」の概要
所在地:神奈川県寒川町倉見1802-1他
交通:圏央道「寒川北IC」6.2キロメートル、「海老名IC」9.5キロメートル、新東名高速道路「厚木南IC」8.2キロメートル、綾瀬スマートIC8.6キロメートル
敷地面積:1万8617平方メートル
延床面積:2万6960平方メートル
構造:未定
着工:未定
完成:2024年秋