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日本M&Aセンターが物流M&Aデータブック作成

2021年9月15日 (水)

▲「2021 年度版 物流業界 M&A DATA BOOK」の表紙(出所:日本M&Aセンター)

M&A日本M&Aセンターは15日、物流業界のM&A動向を解説する資料「2021年度版物流業界M&Aデータブック」を作成し、同社の個別相談会で配布を開始すると発表した。

資料は業界のM&Aトレンド、「成功するM&Aと失敗するM&A」、業界事例、成約した物流企業の分析結果をビジュアルにまとめたもので、全員が運行管理者資格を保有しているという同社の物流専門M&A支援チームによる支援活動の成果が反映されている。

同社によると、物流業界ではM&Aの動きが活発化しており、2020年度は過去最高の成約件数を記録、同社が取り扱ったM&Aも累計113件に達した。

譲渡オーナーの成約時の年齢は平均62.4歳で、7割以上が60代以下となっており、同社は「物流業界では事業承継問題に直面していない比較的若年層の経営者が自社を譲渡し、大手企業の傘下に入ることで自社の成長を目指す成長戦略型M&Aが増加傾向にある」と分析。同社では、物流企業向けの無料個別相談会を実施しており、相談企業にデータブックを配布するとしている。