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米フェデックスが幅広い値上げ、コスト増反映

2021年9月21日 (火)

ロジスティクス米フェデックスコーポレーションは現地時間の20日、傘下のフェデックスエクスプレス、フェデックスグラウンド、フェデックスフレイトの3社が来年1月3日から配送料金を引き上げると発表した。

フェデックスエクスプレスは米国国内、米国からの輸出・輸入サービスを対象に、平均5.9%値上げする。フェデックスグラウンドとフェデックスホームデリバリーの値上げ幅も5.9%となる見通し。フェデックスフレイトはサービスによって平均5.9%と7.9%引き上げるものが出てくる。

このほか、フェデックスエクスプレスの米国内小包・貨物サービスで、フェデックスグラウンド、フェデックスフレイトは21年11月1日から燃油サーチャージでそれぞれ値上げを適用。22年1月17日以降も複数のサービスで値上げや新料金の適用が続く。

フェデックスが幅広いサービスで値上げに踏み切るのは、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を背景に「困難な事業環境」が広がっていることを受けたもので、同社は「増加するコストを反映する一方で、サービスの強化、フリートメンテナンス、技術革新、その他の分野に投資を継続して、顧客により効果的で効率的にサービスを提供できるようにする」と説明している。