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伏木海陸、持分法適用関連のガラス会社株を売却

2021年10月4日 (月)

財務・人事伏木海陸運送は1日、持分法適用関連会社の新光硝子工業(富山県砺波市)について、所有していた発行済み株式の20%の全てを、同日付で売却したと発表した。これに伴い、2021年12月第2四半期の個別決算で特別利益2億7400万円を計上する。

新光硝子工業は1953年8月に設立。車両用の曲げガラスの製造などに強みを持つが、事業の継続と発展に向け、より大きなシナジーを期待できるイチネンホールディングスの傘下に入ることを決議し、伏木海陸運送にも株式の譲渡を要請していた。新光硝子工業は1日付で、イチネンホールディングスの100%子会社となった。

イチネングループはイチネン(大阪市淀川区)など複数の参加企業により、さまざまな事業を展開。「新光硝子工業のガラス製品加工に関する高度な技術と、当社グループのケミカル事業や機械工具販売事業、合成樹脂事業の製造ノウハウを融合して、新たな事業分野への進出を目指す」としている。

今回計上する特別利益は連結決算において消去されるため、通期連結業績予想は変更していない。