財務・人事伏木海陸運送が7日発表した前6月期連結決算は、売上高が132億600万円(前年同期比6.6%減)となり、本業の儲けを示す営業利益も7億3500万円(14.6%減)と利益が減少したが、持分法適用会社を子会社にして「負ののれん」や固定資産を売却し、特別利益を計上したことで、最終利益は6億2300万円(38.9%増)で着地した。
主力の港運事業は、トラック・倉庫などの付帯業務が減少した一方、燃料価格の下落もあって部門利益が6.4%の増益となった。ウッドチップ、石炭、コンテナ貨物、オイルコークス、工業塩、原木・製材、アルミ地金、鋼材などの輸入(国内移入含む)と、コンテナ貨物、ロシア向け自動車などの輸出(国内移出含む)などを取り扱った。今期の業績予想は未公表。
■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)20/6/通期 [前年同期比] | 20/6/3Q [前年同期比] | 20/6/中間 [前年同期比] | 20/6/1Q [前年同期比] | |
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売上高 | 13,206 [-6.6%] | 10,434 [-0.3%] | 7,170 [0.3%] | 3,687 [6.6%] |
営業利益 | 735 [-14.6%] | 664 [6.1%] | 469 [-1.9%] | 272 [58.1%] |
最終利益 | 623 [38.8%] | 439 [21.3%] | 324 [11%] | 165 [83.3%] |
売上高営業利益率 | 5.6% | 6.4% | 6.5% | 7.4% |