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セルート、シェアリング配送対象に福岡市を追加

2021年10月4日 (月)

▲配送アプリのダイヤク(出所:セルート)

サービス・商品セルート(東京都新宿区)は4日、シェアリングエコノミー配送アプリ「DIAq」(ダイヤク)のサービス対象エリアに福岡市を追加すると発表した。DIAqのサービス利用可能エリアは、東京23区と横浜市、大阪市に続いて4か所目となる。DIAqを利用してジェイフロンティア(東京都渋谷区)が事業展開する、オンライン診療と服薬指導、処方薬配送サービス「SOKUYAKU」(ソクヤク)についても、同日より福岡市内(一部地域を除く)で処方薬の当日配送サービスを開始する。

「SOKUYAKU」は、スマートフォンを活用して自宅やオフィスでオンライン診療や服薬指導の受診、最短当日中の薬の受け取りを可能にするオンライン診療・服薬指導・処方薬宅配サービス。患者向けには、かかりつけ医・薬局の登録、おくすり手帳の機能や待ち時間なしで処方薬が受け取れる来店予約機能を備えるほか、病院・クリニック・薬局向けに、予約管理機能や問診票管理機能などオンライン診療やオンライン服薬指導に必要な機能を提供する。

新型コロナウイルス感染拡大で外出の機会が減り、幅広い年齢層で物販におけるインターネット通信販売の利用が増加している。物流サービスに対する要望や慣習は都市によって異なるものの、需要増による人手不足は共通の課題だ。セルートは、ラストワンマイル配送の人手不足に対応するDIAqのプラットフォームを通じて地域の店舗と地元の方がつながることで、それぞれの都市に合ったかたちでラストワンマイル配送における課題解決の支援につなげる。

今回、サービス展開エリアを福岡市に広げることで、エリアの特性に応じた取り組みに注力するとともに、事業展開の拡大を推進する契機とする。

▲ダイヤクのサービス対象エリア(出所:セルート)