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RFルーカス、位置管理システムと自動搬送ロボ連携

2021年10月5日 (火)

サービス・商品RFルーカス(東京都港区)は5日、提供するリアルロケーション管理システムサービス「Locus Mapping」(ルーカスマッピング)と、ZMP(東京都文京区)の自動搬送ロボット「Carriro」(キャリロ)や「Carriro Fork」(キャリロフォーク)を連携したソリューションサービスの提供を開始すると発表した。

RFルーカスは、RFID(電波を用いて非接触でデータを読み書きするテクノロジー)の電波解析により、RFIDが貼られた在庫のロケーションを高精度で検知することができるルーカスマッピングを2020年4月の提供を開始。既に大手企業の物流や製造の現場に導入されている。

このたびZMPと共同開発したソリューションサービスは、自動搬送ロボットにRFIDを読み取るアンテナを設置し、自動でRFIDが貼られた在庫の電波を収集して、RFルーカスの解析技術で位置を特定することで、人が介在せずとも自動的に棚卸・ロケーション特定しマップに表示できるサービスだ。

(出所:RFルーカス)

ZMPの自動搬送ロボットにRFID読み取り用アンテナを外付けで設置し、自動で建物内を巡回してRFID読み取りを実行。収集したデータはRFルーカスの電波位置特定アルゴリズムで解析される。その後、リアルロケーションを反映した棚卸結果がマップ上に反映される。このマップを活用し、日々の出庫時の在庫探索や庫内の利用状況管理に活用する。